職人さんへのお茶出しや差し入れなんかは、結論からいうと無しでも全然OK!なのです。
外壁塗装の仕事に限らず、建設関係などのお仕事をされている職人さん達って、とってもバリバリ働いているという印象ですよね。
職人さんたちが自分の家をキレイに仕上げていく姿を見て、「本当にありがとう!」と、せめてもの感謝の気落ちとして、
休憩中にお茶を〜という心遣いは素晴らしいことだと思います。
そうした心遣いは大切にしたいものの、差し入れがなかったからどうのこうの…というようなことにはなりません。
つまりは…
お茶だしは、無しで全然大丈夫!、出さないといけないものではありません!
外壁塗装の業者、職人さんへの差し入れがあっても無くても
「お茶を出してくれたからもっといい仕事をしよう!」
「差し入れがないから適当でいいや」
「ここの家、お茶なかったら残念…」
なんていうことは絶対にありません!
いい仕事をしてもらうために、職人さんへのお茶出しが必要だと思っていらっしゃる方々もいらっしゃる感じがするのですが…
実際のところ、私の実感としてもお茶を出してくださるお家の方が少し多いかな…とは思います。
もちろん、どんな物でもお家の方が職人のために出してくださる物は本当に有り難く感謝しかないのです
ここは、お茶出しがなしでもいいのはわかったけど、ただ実際のところお茶出しするなら、どうやって出すのがいいの?
って方に向けて不躾ながら書かせていただきます。
私が「いいね!」って思ったお茶の出し方
まず、どんな感じで出して頂いても大感謝は前提として書きます。
外壁塗装の工事に限らず、他業者さんでもそうだと思いますが、工程によっては作業を途中で止めることができない場合があります。
外壁塗装の場合、塗料が乾く前に次々塗っていかないと塗りむらになってしまいますので、作業の手を止めることができません。
休憩は10時、15時となっていますが、実際にその時間に取れないということもよくあります。
お家の方は夏には冷たいものを、寒い冬にはホットなものをベストな状態で出してくれようとするのですが、その絶妙なタイミングで、頂けないこともあります。
ですので、ここで 「いいね!」と思ったお茶の出し方の実例を挙げてみます。
実例① 職人さんに休憩のタイミングを確認する
10時、15時の休憩タイムの頃に「もうそろそろ休憩しますか?」という感じで聞いていただけるお家がありました。
「ちょっと切りが悪いので15分後くらいですかね…」
「わかりました。じゃあ15分後くらいにコーヒー入れますね」
という感じで、返事をすることができたのでちょうど良いタイミングでコーヒーを美味しく頂けました。
実例② クーラーボックスに入れて置いておく
あるお家では真夏の暑い時期に、クーラーボックスに お水、お茶など入れて置いてくれたところもありました。
「好きな時に飲んでくださいね」という感じでした。
作業の手を止めることなく良いタイミングでいただけるのでありがたかったです。
寸志に関して… 正直なところめちゃくちゃ嬉しいんですが、そうしたお心遣いあるなしに関係なく、プロの職人としていつでも良い仕事をすることには変わりません。
それで例えば…「職人さんが見積もりにないことをやってくれた!」 というような時などには、アリかと思いますが、ただ寸志の範疇で…
実は職人が困ってしまうオモテナシ
職人のためにお家の方から色々していただけるのは本当にありがたいです。
ですが、せっかくなので「ありがとうございます、、、なんですが」、それはチョット…ということも…ぶっちゃけておきます。
参考にしていただけると幸いです。
うーん?…①
朝、現場のお家に到着し挨拶した後のこと…仕事開始!という時に「まあ、お茶でも飲んでから〜」
さらには、帰りの挨拶をした際に… 「お疲れ様でしたね、今コーヒー入れてるので飲んで帰って〜」もちろん!どれもたいへん嬉しいオモテナシではあるのですが…タイミングが大事ですね。
うーん?…②
とても気を遣っていただいて色々なものを作ってくれます。
例えば、 うどん、のり巻き、おにぎり、ぜんざい、豚汁 等… 職人の中には手料理がちょっと苦手、味の好き嫌いも人それぞれなので困ってしまうこともあります。
手料理系を出される時には、あらかじめ好き嫌いを確認するか、手料理は出さない、とする方が良いでしょう。
うーん?…③
過去に、昼にビールを出してくれようとしたご主人がおられましたが、丁重にお断りいたしました。
仕事中にビールはNGですので…悩ましい限りです…。
まとめ
お茶出しがあろうとなかろうとちゃんとした仕事をするのがプロフェッショナルだと思っています。
お茶出しには感謝なのですが、
やはり塗装されたお家を見て「キレイになった!」と喜んでる姿を見るのが職人にとって何よりも嬉しく安心するものなんです。
そう思っていただけるよう努めてまいります。