外壁塗装のお金のこと

外壁塗装の費用を安く抑える8つの方法~お金がない・・でもこれやってみましょう!

「外壁塗装ってやっぱりお金かかってるんだろうな…」

 

新築から10年以上住んでいるのであれば避けては通れない外壁塗装、屋根塗装。

こうした塗装のメンテナンスの時期に、

新築時にお世話になった工務店やハウスメーカーなどの外壁塗装の見積もりを見て、

その金額にビックリされる方は結構おられます。

外壁や屋根は定期的な塗装のメンテナンスが必要だとは分かっていても、

少しでも費用を抑えたい!と考えるのは当然ですね。

 

そこで、外壁塗装のお金がないという方!

外壁塗装の費用を安く抑える8つの方法をご紹介します。

 

 

外壁塗装のザックリ費用の相場表です。

塗料
単価
30坪
35坪
40坪
アクリル
\900~\1,200
\150,000
\175,000
\202,000
ウレタン
\1400~\1,700
\225,000
\262,500
\303,000
シリコン
\1,600~\2,000
\270,000
\315,000
\363,600
フッ素
\3,200~\4,500
\525,000
\612,500
\707,000
光触媒・無機
\4,800~\5,500
\750,000
\875,000
\1,010,000
ガイナ
\4,800~\5,500
\750,000
\875,000
\1,010,000

*上の表は外壁の塗装だけの値段になります。

この金額プラス 足場、屋根、付帯塗装費用

150㎡くらいのお家で60万から100万円くらいの加算

 

外壁塗装の費用を安く抑える8つの方法

 

 

 

費用を安くする方法として、知っているだけまたは実行するだけで安くできる方法と条件が揃えば安くできる方法があります。

まず、あなたが該当するか確認してください。

 

1.市や自治体の補助金・助成金を利用する

2.複数業者の見積もりを比較する・相見積もり

3.火災保険を利用する

4.使用する塗料・塗装方法を変更する ~グレードダウン

5.塗装業者が暇なときに依頼する

6.業者のキャンペーン時を狙う

7.知人・親戚の塗装店に依頼する

8.知り合い・近所の方と一緒に依頼する

 

① 市や自治体の補助金・助成金を利用する

 

 

市や自治体によっては、外壁塗装などのリフォームに対する補助金、助成金を用意されてるところがあります。

 

ただし、補助金、助成金を利用するためには、あなたが住んでおられる市、自治体地域にある業者に限る…などの条件があります。

 

ダメもとでまずは市や自治体に問い合わせてみることができるでしょう。

 

先着順のところもありますから、外壁塗装をお考え中でしたらお早めに!

 

② 複数業者の見積もりを比較する、相見積もり

 

 

外壁塗装の見積もりを複数の業者に依頼し、見積もりを比較します。最低でも3社くらいの見積もりが望ましいでしょう。

外壁塗装の工事金額は大きなものになりますので、時折「ピンポーン」とやってくる訪問販売業者で即決!というのはやめましょう。

 

面倒のように思えても他の業者の見積もりを見て比較してから決めましょう。見積もりを比較することによってあなたのお家の外壁塗装の相場が見えてきます。

 

外壁塗装費用を安く抑えるのに見積もりの比較は必須です!

 

③ 火災保険を利用する

 

一般的な戸建住宅向けの火災保険は、自然災害などで外壁がうけた損害に対しても適用される場合があります。

例えば、災害によって壁、屋根に損害をうけた場合、火災保険を利用して屋根や外装の塗装を行うことが可能、というケースがあります。

 

火災保険の種類 (「住宅火災保険」「住宅総合保険」「従来の住宅総合保険より補償の範囲を拡大したオールリスクタイプ保険」)によっては適用条件の違いも出てきますので、あなたが加入している保険を要チェックです!

戸建住宅向け火災保険の中では、シンプルで保証対象が最も少ない保険となります。

住宅火災保険

火災保険というのは、火災による損害の他に、落雷、破裂、爆発、風災、雪災 による損害を保証します。

保険の適用範囲に関しては、あなたが加入している保険証書を確認してみてください。

 

住宅総合保険

「住宅総合保険」とは補償範囲が住宅火災保険より広いタイプの保険のことです。

幅広い範囲の補償で、

例えば、車が自宅にぶつかリ壁が破損…暴行などで起きた破壊、

泥棒が侵入して壁が破損してしまった…などにも、適用される場合があります。

さらには、水漏れ事故でも水害での損害補償を受けることが可能。

保険の適用範囲に関しては、あなたが加入している保険証書を確認してみてください。

オールリスクタイプの保険

「オールリスクタイプの保険」とは現代のニーズに合わせて登場した新タイプの火災保険のことです。住宅総合保険よりさらに広範囲に細かく柔軟にカバーできる保険です。

補償の範囲が建物だけに限定されず建物廻りにある外灯等…補償範囲を細かく設定できるのが特徴です。

保険の適用範囲に関しては、あなたが加入している保険証書を確認してみてください。

 

 ④  使用する塗料、塗装方法を変更するーグレードダウン

 

 

外壁塗装の際に使用する塗料のグレードを下げたり、塗装方法を変更するということで費用を抑える方法のことです。

まず、業者の出す見積書を見て、外壁、屋根にどんな塗料を使用するかを把握し、その塗料のグレードよりも下のグレードの塗料を使用することで費用は安くなります。

 

例えば、見積もりに屋根、外壁の塗料にフッ素系の塗料が使用されているなら、シリコン系に変更してもらう…などです。

グレードダウンです。

 

費用対効果を考えるとウレタン系からシリコン塗料、ラジカル塗料などの塗料が主流で人気になっています。

フッ素塗料、無機塗料は耐用年数ではシリコン、ラジカルの上をいくので良いものであることに違いはないのですが、やはりまだ高い…といった印象です。

 

塗料のグレードとして、

アクリル➡️ ウレタン➡️ シリコン➡️ ラジカル➡️ フッ素・無機

となります。

ですので、シリコンからウレタンに下げることもできます。

 

アクリルに下げることも可能です。正直、が…アクリルはおススメ致しません。ないない。

 

塗装方法の変更

 

塗装方法に関しても吹き付け塗装より、ローラー塗装の方が安く費用抑えられます。

もし業者の見積もりで施工方法が吹き付け塗装になっていたならローラー塗装に変更できないかどうかを確認してみてください。

 

塗料によっては吹き付けることでしかできない塗料もあるので、使用する塗料から変更が必要なケースもあります。

また、ローラー塗装が不可能な外壁も存在します。(外壁の柄がタイル朝で目地が深い場合など)

 

もし見積もりの段階で吹き付け塗装になっていたら、「ローラー塗装、手塗り」で、お願いしてみるのはどうでしょうか?

 

吹付けしかできません!

というケースはほんとに稀ですので、きちんとした説明がない場合は、その業者を疑ってもいいですね。

 

 ⑤ 塗装業者の繁忙期を避ける 暇なときに依頼

 

外壁塗装工事を依頼する季節や時期によって、塗装業者が暇なこともあります。

一般的に、外壁塗装に不向き?と言われる季節は、梅雨時期になります。

ただし、梅雨時期は雨が多いので作業が中止になる日もあり、塗装業者もあえて仕事を予定しないこともあります。

 

塗装業者の暇な時期になるのは…年末年始・お盆・ゴールデンウィークなど長期休暇の前後などになります。

近隣に対して休日の作業が可能なら、業者に交渉してみるのも良いでしょう。

 

⑥ 業者のキャンペーン時を狙う

 

 

塗装業者のキャンペーン・特典などを狙う、といった方法です。

 

キャンペーンは業者によって様々行われています。

大手のハウスメーカーや大手リフォーム会社などではキャンペーンは定期的に行われています。

 

どうせやるならば、キャンペーン時を狙うほうがお得に安くできます。

ネットで見積もりできるサイトでもキャッシュバックなどのキャンペーンがあります。

 

 ⑦  知人・親戚の塗装店に依頼する

 

 

外壁塗装業者に知り合いや親戚がいるなら、友達価格でやってもらうのも一つの方法です。

 

一般の業者に依頼するより安くしてくれるでしょう。

 

ただし、この場合ちょっと注意が必要なんです。

 

外壁塗装を知人・友人に依頼する際の注意すべきこと

工事完了後に、あなたが満足できる仕事なら良いですが、そうではない場合もある…ということも想像しておいてください。

 

これは、もしあなたの知人・親戚が「残念な塗装業者」であったらというあくまでも仮定です。

 

外壁塗装工事は、車、職人、騒音などの面で近隣への配慮が必須になります。

社会人としてのマナーは心得ていなければなりません。

 

例えば、

「隣の車を洗浄で汚してしまったのに、洗車もせず謝罪もない」

なんて業者が知人友人の業者だったら・・・・。

 

知人・友人の業者というだけに、言い出しにくいということも出てきたりするかもしれません。

 

「工事は終わったけど、ご近所とちょっと微妙な感じになってしまった…」

「知人や友人の業者との関係もぎこちない…」なんていうこともあり得ます。

 

 ⑧ 知り合い・近所の方と一緒に依頼する

 

 

 

一軒で工事するより二軒まとめて依頼する方が、間違いなく値引きをしてくれます。

 

それで、ご近所でまとめて依頼されるというケースもあります。

 

たとえ近所でなくても誰かと一緒にというのもいいですね。

 

業者が一番値引きしやすいケースとなります。

 

※番外編  外壁塗装をDIY

 

 

あなたの家の外壁塗装を最も安くする方法がDIYです。

自分で家の屋根、外壁を塗装します。

 

中には、「自分で外壁塗装をやった!」「自分でやりたい!」という方もおられるかと思いますが、

正直なところ、私はプロの塗装業者として全くオススメすることはできません。

 

外壁塗装のDIYをオススメしない理由

外壁塗装では塗料を使用します。

その塗料の塗り方、適正な使用方法、ペンキの種類などを知っておく必要もありますが、

最も大切な点として、塗料を使用する際に近隣への飛散に対する注意を上げることができます。塗料を塗るだけというのなら素人でもできると思えるかもしれません。

 

しかし、汚してはいけないところへの養生がプロとの大きな違いなのです。

プロの業者でも塗料の飛散などのトラブルは起こり得ます。 もしDIY を考えているのであれば、立地条件や近隣への配慮は必須です。

 

一軒丸ごとの塗り替えとなると、足場を設置するところからになります。

足場作業、脚立作業はプロの業者であっても危険な作業になります。ですので、不慣れな素人の方には私としてはオススメすることはできません。

 

外壁塗装 必要ない!とか思ってないですか?

塗装の必要性に関して時折ヤフーの知恵袋などでもこうした悩みを拝見することがあります。

建物全体に言えることですが、塗装は 必要 です!

塗装が必要ない家や建物として挙げられるのは、レンガ造り、総タイルの家などですが、屋根や付帯物などには塗装が必要となります。

 

外壁塗装の費用を安く抑える8つの方法のまとめ

  1. 市や自治体の補助金・助成金を利用する
  2. 複数業者の見積もりを比較する、相見積もり
  3. 火災保険を利用する
  4. 使用する塗料、塗装方法を変更する〜グレードダウン
  5. 塗装業者が暇な時に依頼する
  6. 業者のキャンペーン時を狙う
  7. 知人、親戚の塗装店に依頼する
  8. 知り合い、近所の方と一緒に依頼する

以上の8つを説明しました。

この8つ全部適用できたら!と願いますが、そんなケースはほぼないでしょう。

使える方法を試してみてください。

 

外壁塗装の費用を少しでも抑えられたらと願っております。

 

上記の8つの方法の中でも、

お金がアルナシに関係なく、絶対ヤルベキ外壁塗装の工事費用を抑える方法は、

見積もりを複数件取って比較検討し、塗装業者に直接依頼する!!

いろんな外壁塗装を依頼できる業者はいますが、ペンキ屋さん、塗装業者です。

コレ しかないです!

絶対、やってほしいです!

 

なぜ複数件の見積もり(相見積もり)で費用を安くできるか?

 

 

2〜3社からの相見積もりを取る場合、他業者との兼ね合いなどで法外な金額は提示しにくいものです。

さらにいうと、仕事がどうしてもほしい場合などにかなり安い金額を提示してくることもあります。

 

複数業社の見積もりを取ることの最大のメリットとして

外壁塗装を考えておられるあなたの家の外壁塗装費用の相場がわかるということなのです。

 

このあなたの家の費用相場がわかることによって、たとえ他の業者の見積もりを見たとしても安いか高いかを判断しやすくできるでしょう。

塗装業者に直接依頼するのが工事費用を最も抑えられる!

外壁塗装を実際に作業する業者に直接依頼するのが工事費用を最も抑えられる!というのは当然の話なんです。

 

大手ハウスメーカー、工務店、リフォーム会社、など外壁塗装を扱っている会社は下請けの塗装会社の見積もり金額に20%〜30%の金額を上乗せしています。

コレはコレで商売なので仕方がないんです。

 

塗装業者に直接依頼するのが、費用を安く抑える最良の方法と言えるでしょう。

安心できる塗装業者とは?!

ずばり ピンキリ です!

塗装業者により料金形態も様々なので、価格だけで判断し契約してしまうなら手抜き工事…

ということも起こり得るので注意が必要です。

また、大手のハウスメーカーや工務店などに依頼するのが安心で安く依頼できる、

というわけでもありません。

たとえ大手との安心の業者というイメージで大手建設会社、大手ハウスメーカーに依頼したとしても実際に工事をしているのは下請け塗装業者になります。

この形態は、塗装専門の業者、つまり塗装店に依頼しない限り、下請けの塗装会社が作業することになります。

 

では、あなたが安心できる業者をどうやって見つけますか?

 

 

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