外壁塗装の見積り

外壁の面積・屋根の面積の求め方

外壁塗装の見積もりには、外壁の塗装する面積が必要になります。

外壁塗装の塗装する面積はいったいどうやって求めているのでしょうか?

 

外壁・屋根の塗装面積の求め方は3種類

外壁塗装面積、屋根塗装の面積を出すための計算はそんなに難しくありません。

実は、 小学生で習う程度の計算方法で十分です。

外壁の面積を求める3つの方法

①実際にメジャーなどで外壁の奥行や高さを計算して面積を求める

メジャーなどのスケールを使って外壁の面積を計測していきます。基本的な四角形を求める 縦×横 でokです。

窓やドアなどの実際に塗装をしないところは、後から省いていくので、塗装しないとこ
ころも計算しておきます。

高さの計測には、窓など基準になる位置を決めてそれを基に高さを算出していきます。

 

②図面から面積を計算する

図面から計算する場合は平面図と立面図と三角スケールなどを使って計測します。

平面図では外壁の横の長さ
立面図では外壁の高さ

がわかります。

図面には窓や扉などのサイズもあります。

これらは図面の縮尺サイズと三角スケールを使って簡単に計測することができます。

外壁の4面すべての面の面積を求めてから、窓などの塗装をしない部分を引いていく
なら外壁塗装の面積を計算することができます。

三角スケールとは
形状が三角柱になっていることからこう呼ばれ、三角柱の三つの面の両側には計6種類の縮尺の異なる目盛りが刻まれている[1]。必要な縮尺に合わせて使用面を選び、寸法を測って図面を描いたり、描かれた図面から寸法を読み取るための道具である。名前の似ている三角定規とは別の道具である。
ウィキペディアより

 

③延べ面積から計算する

これには係数というものを使用します。

延べ床面積というのは、一階の床面積と二階床面積の合計面積のことです。

延べ面積を算出して、その数値に1.2という係数をかけた数値が外壁の面積として算出できます。

係数は一般的に、

1.1〜1.4

を目安にするとよいと言われています。

延べ床面積(㎡)×1.1~1.4ということになります。

補足📝外壁塗装の足場の面積の求め方は、外壁面積の1.2倍が目安となります。

屋根の面積を求める方法

屋根の面積は足場がない状態では実際に測れないことが多いです。

屋根の面積を出す3つの方法

①実測でメジャーなどを用いて屋根投影平面積を測り、勾配伸び率を使って計算する方法

実際に屋根の寸法を測っていき、その計測した値に勾配伸び率を使って屋根面積を求めます。

屋根投影平面積 × 勾配伸び率(水平長さに対して)= 屋根面積


と、このような屋根の面積を求める公式があります

これを利用して屋根の面積を求めることができます。

図面から屋根投影平面積で同じように勾配伸び率を使って求められます。

 

*屋根投影面積とは?
屋根を上から見た勾配を考えない面積のことです。

図面の床面積 プラス 軒先の面積

色んな形のお家があるのですべてが当てはまるというわけではありません。

②図面から屋根投影平面積を求め、それに勾配伸び率を使い計算する方法

③一階の床面積から計算式を使い計算する方法

 

 

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