外壁にひび割れができる原因
- お家、建物自体が揺れる
- 外壁自体の伸縮
- 物理的に物が当たる
大まかにこんな感じの原因が考えられます。
どういうことか説明しますね。
お家、建物自体が揺れる
お家が揺れることによって外壁が揺れについていけずひび割れが発生するということです。
おうちが揺れる原因としては、まず地震が挙げられます。
また、家の前を大型車などが通ることで意外と揺れていたりします。
新築して数ヶ月でもひび割れがあったりするのは、これらが原因であることが多いです。
新築してすぐなら施工業者に対応してもらえると思いますよ。
外壁自体の膨張と収縮
外壁はお家の向きによっては、太陽光をまともに受けてお家を守っているところです。
夏場に外壁が受ける熱というのも相当です。
逆に冬場はというと夜露や霜が降りるくらい冷やされます。
この寒暖の差の中で外壁自体が膨張と収縮をくりかえしている間にひび割れが起こったりします。
物理的に物が当たるなどの衝撃
外壁に何か物が当たったりして、その衝撃でひび割れができるということです。
ボールが当たったり、自転車が当たったり、車が当たったりということもあります。
外壁のひび割れの怖いお話
外壁のひび割れの原因は様々なのですが、ひび割れが起こってどうなるのか?というところ
も簡単に説明しておきます。
外壁のひび割れの大小について
外壁のひび割れに大小あります。
小さいものはヘアクラックとか言われたりします。
私が過去に漏水テスト(雨漏り箇所を調べるためにクラックなどに水をかけていく)をした際に、
2階部の外壁にあるホントに細い小さなひび割れが原因で1階のトイレに水が回っていたということがありました。
小さいひび割れでも侮れないのです。
見えない怖さもあるのです・・
外壁のひび割れは雨漏りにつながるというのは、想像しやすいかと思うのですが、
実は目に見えないところに雨水などが入りこんでいくというのが実は怖いのです。
「あー雨漏り!」となったらすぐ対応できますが、
外壁と内壁の間に入っていったりするのが実は厄介なことになったりするのです。
外壁にひび割れがあるけど雨漏りがないので特に気にしていなかった、
というお家はとても多いと思うのですが、
こういうお家を外壁塗装するときなどに既存のコーキングを切って除去する際に切った瞬間に、壁の中から水が出てくる…ということもまれにあります。
これはつまり壁の内部に雨水が回っているということなのです。
この状態では、お家の構造部分の柱などを腐らせたり錆びさせたりしていくことになります。
気づいた時には、大きな工事に!ということにならないように、
定期的に外壁塗装をすることでお家の傷みや劣化に気づいて対応できるのです。
お家のメンテナンスをするつもりで外壁塗装をされるのが良いでしょう。
外壁にひび割れが見つかったら
外壁にひび割れがあることを見つけた場合、
手が届きそうなところであれば、ホームセンターなどで売っているコーキング材でDIYでも良いでしょう。
後々、塗装できる変性シリコンがオススメです。
ですが、脚立や足場が必要なくらいの高さの作業はプロにお願いしたほうが安全です。
ひび割れによって深刻度は違いますが、多くある場合などはやはり全体の修繕を考える時期かもしれません。
あなたのお家が外壁塗装にいくらかかるのかということは、早めに知っておいた方が良いです。